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かぁりんのぐだぐだ日記
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と、タイトルのように私が叫ぶ時は大概、「蟷螂」のことなのですが、
今回は蝉です。

今年は姿を見ないなーと思っていたのです。
去年まで、彼の実家に来た時に、そこらじゅうに蝉が氾濫しており、
(前に住んでいた社宅には一匹もいなかった)
鳴く声もうるさければ、死骸、抜け殻、そして、
ひっくり返ってじっとしているモノ。
やたらめったらにいた蝉が今年は一匹もいないわ!
と嬉しく思っていたというのに。

今週に入ったとたん、ヤツらはいきなり現れ、
所構わず鳴きまくり、そしてひっくり返っているのです。
あれはどうしてなのでしょうね。
死んでるのかと思いきや、何かのきっかけがあれば、
いきなり飛び立っていく。
その場面に遭遇すると、驚きのあまり心臓がぎゅっと縮みます。

本当に嫌い!
蝉のひっくり返ったヤツ!

今日も庭に水撒きを仕様と思ったら、蛇口の所にいたのです。
わずかに足が動いている。
なぜにひっくり返ってしまうかな、蝉よ。

水を撒いている間、とりあえず無視していたのですが、
ホースをしまっている間も、わずかに足が動く。
知らん振りも出来ますが、こういうシーンに遭遇するといつも
私はなぜか「蜘蛛の糸」を思い出すわけで。

多分私は地獄に落ちるので、
ここでこやつを救っておかないと、
このままでは、何らかの救いの手も舞い降りてこない。

などと、こんなことを考えているからこそ、地獄に落ちるのだ、
と思わなくもないのですが、
とにかく、そう思ってしまうわけです。

蝉を助けたところで、天から落ちてくるのは
蝉のオシッコだけかもしれないけど、
それはきっと、地獄で全身を火傷した私を助けてくれる、
魔法の水に変わるに違いない!

そう、自分を奮い立たせ、ひっくり返った蝉に棒を差し与えました。
けして、素手では触れないもの。
蟷螂が一番嫌いだけど、あれは私の進路を邪魔する所にいれば、
仕方なしでも戦う決意はあるのだが、
蝉はいかん。
あのからからな体がどうもダメで、
そして、蝉って地面の中で何年間も(7年だっけ?)
じっと何かに耐えてきて、やっとこさ、地上に出てきたのよね。
何かその健気さが、逆に怖い。
関わってはいけない感じがして、怖くて触れない。

で、棒切れを足に触れさせて、そして、
私は家に入ってしまいました。
その後、どうなったのか、知らない。

だって。
目の前でいきなり飛ばれるのだけは、本当にダメなんだもん。
それがもし、私の顔めがけてだったら、どうしてくれよう!

というわけで
私が地獄に落ちた際には、
あの蝉は多分、魔法の水を私めがけて噴射してくれることはないでしょう。

やっぱり、蜘蛛の糸がいい。けど、
「朝の蜘蛛はお客様を、夜の蜘蛛は悪魔を呼ぶ。
家の中で見つけても、けして殺してはいけないよ」

そう母に教わりました。
ということは、昼の蜘蛛なら退治していいのでしょうか。

この前、家の中にいた蜘蛛を掃除機で吸ってしまったのですが、
午前九時って、まだ朝ですかねー
っていうか、掃除機のゴミパックを代える時が恐怖です。



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